平成24年度 中学2年秋季校外学習リポート 1日目

11月26日(月)、中学2年生による3泊4日の<秋季校外学習>が始まりました。

初日は、新幹線で新神戸に移動。西に向かうにつれ空模様は徐々に怪しくなり、神戸は降ったりやんだりのあいにくの天ずは、この旅行では恒例の、神戸南京町の中華街で班別の昼食を済ませました。運良く昼食の間は雨もほぼやんだ状態で、生徒たちはそれぞれ思い思いの店に立ち寄り、神戸の持つ異国情緒を楽しみました。

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 南京町にて

その後、今回の重要見学地である明石海峡大橋を渡り、淡路島の北淡町震災記念公園にむかいました。まずは、ご自身が消防団員として兵庫県南部地震に際しては救助活動にも携わった副館長の方から、地震発生当時の状況ついての詳しいお話や、あのとき支援してくれた全国の人への恩返しは復興をとげることと教訓を後世に伝えることだという貴重なメッセージを伺った後、国指定天然記念物に指定されている野島断層を見学しました。この地震は活断層である野島断層が動いたことで起こったとされますが、野島断層は、地面が140mにわたって最大ほぼ2メートルもずれた様子を見事に屋内保存しています。上下の段差は最大50㎝におよび、当時の地震の威力をまざまざと物語っています。生徒も真剣なまなざしで見学していました。また、震度7を再現できる装置で、全生徒が激震の実際を体験していました。

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 兵庫県南部沖地震で動いた主断層

その後、淡路島から再び神戸市に戻り、明石海峡大橋の見学に向かいました。明石海峡大橋の建設に携わった会社のひとつが北区に本社をおく川田工業です。橋梁建設では国内有数の同社からは有若さんがわざわざ駿台学園の中学生のために現地に出向き、この世界最大の吊り橋の特徴などについて懇切丁寧な説明をしてくださいました。生徒達は間近に見るとまさに巨大な橋のスケールに圧倒されていたようですが、有若さんのおかげで、その橋を造った人々の苦労や技術力も伝わったのではないかと思います。説明の後は8階まで上がり、実際に明石海峡大橋の橋桁に設けられた遊歩道を歩くことで、橋の規模を実感することができました。海面までは約50m。生徒たちは、真下に見下ろす海との距離に驚きの声を上げていました。

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 明石海峡大橋における見学の様子

その後、暮れゆく中国山脈を島根県に向けてバスで移動。途中車内では合唱コンクールの練習も行い19:30に松江のホテルに到着。夕食後に、翌日の見学に向け、松江とは縁の深い小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)について、八雲のひ孫にあたる小泉凡先生(島根県立大学短期大学部教授)から直接お話を伺いました。子孫でなくては語れないような八雲の人柄にせまる貴重なお話をしていただき、ハーンの優しい、心の広い人間像がひしひしと伝わってきました。明日、生徒達は実際にハーンの旧居や記念館を見学しますが、小泉凡先生からのお話を思い出しながらハーンを偲んで見学をしてほしいところです。

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 小泉凡先生による講演の様子

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このページは、sundaigakuenが2012年11月26日 18:50に書いたブログ記事です。

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