平成25年度高校国内修学旅行の最近のブログ記事

平成25年度 国内修学旅行リポート 6日目

修学旅行最終日の今日は、昨夜から降り始めた雨も出発時にはやみ、曇り空のもと2班に分かれてホテルを出発し、竹富島の自然環境学習と八重山平和記念館の見学を行いました。

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八重山平和記念館では、学芸員の方の説明や映像により、戦時中マラリアの発生しやすい地域に避難したため、学童を含む多くの方がたが罹患して亡くなったことを知り、沖縄戦の犠牲者は戦闘によるものだけではないという、複合的な悲劇の実態を目の当たりにしました。

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この後は、石垣港から約10分ほど船に乗り竹富島竹富東港まで移動、木造赤瓦の民家と珊瑚を砕いた白砂の道という沖縄古来の姿を残し、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている集落を見学しました。この集落を中心に島の人々が自然と共存し、生活の知恵を見いだしながら暮らしてきた竹富島ならではの取り組みを、ウォークラリーを通して体感。ふだん何気なく使っているものにも、実は何かしらの意味があること(島の道を作っている白砂は、実は水はけに優れている等々)を知ることは、自分たちの生活を改善するヒントになったかもしれません。あいにくの曇り空でしたが、様ざまな種類のシーサーを探す生徒たちの姿、多くの神々によって生活が守られている島の様子、民家の石垣沿いに咲く南国の花々や美しい砂浜、それらすべてが印象的でした。

かくして、本年度の修学旅行の日程も無事終了。昼過ぎに、石垣空港で二つのグループが合流し、直行便にて羽田に向かいました。予定よりも15分ほど早く到着しました。たくさんのお出迎えありがとうございました。

 

平成25年度 国内修学旅行リポート 5日目

5日目は、2班に分かれ、8:00と8:30の定期船で石垣港から西表島東南部にある大原港まで移動、所用は約40分。その後、西表島中央部を流れる沖縄県最長の浦内川までバスで移動しカヌーやトレッキングの自然環境学習に取り組みました。

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はじめは曇っていましたが、時おり日差しも覗き、木漏れ日が気持ちいいマングローブのトンネルを二人一組となってカヌーでこぎ抜けました。浦内川からその支流の宇田良(ウタラ)川周辺に生息する動植物を、ガイドさんの説明を受けながら観察、初めて見る亜熱帯性の動植物の魅力に開眼し、もう一度訪れたいと感想をもらす生徒もいました。また、亜熱帯の森を1.5kmほど歩き、日本の滝100選にも選ばれている美しいマリュドゥの滝を展望台から見学しました。途中、カンムリワシの堂々たる飛行姿に見とれる生徒もいました。

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石垣島に戻りホテルで夕食をとった後、さる2月の<駿台天文講座>の講師もお願いした国立石垣島天文台所長の宮地先生に、「南の島の星空観測会」を開いて頂く予定でしたが、天候不良のためプログラムを変更し、青年の家体育館での学習会としました。学習会では宮地先生に、全天に88ある星座のうち84が石垣島で見えること、本土では見ることのできない南十字星のことなど、南の空に関するお話をいただき、さらに八重山星の会の方が撮影した石垣島から見える星座(オリオン座、獅子座)の紹介、八重山商業高等学校の観光コースのみなさんによる八重山に伝わる天文に関わる民話や八重山農林高等学校郷土芸能部のみなさんの唄と三線による石垣民謡の紹介もありました。実際の星空を観測できなかったものの、石垣島の高校生と交流できたことが大きな収穫でした。1時間がとても短く感じられ、名残惜しむ生徒たちも多く見られました。

平成25年度 国内修学旅行リポート 4日目

4日目の今日は、いつ雨が降り出してもおかしくない曇り空の中、午前中に首里城・玉陵(タマウドゥン)周辺を散策しました。最初に、14世紀後半からおよそ500年にわたり琉球王国の政治や文化の中心だった首里城を見学しました。 クラスごとに、二千円札の図柄で知られる守礼門から見学を開始し、奉神門まで向かい、その後はグループごとに別れました。薩摩藩の役人を接待する場所としても利用された南殿では日本色の濃い建物の内部見学し、次に玉座が置かれている正殿、さらに、中国からの冊封使の接待所として利用されていた北殿を見学しました。北殿では、琉球王国の置かれていた交易上の微妙な立場というものを、垣間見ることができました。また、今年1月に復元されたばかりの黄金御殿(クガニウドゥン)・寄満(ユインチ)・近習詰所、奥書院では、木の香りの残る真新しい部屋も見ることが出ました。生徒たちは、琉球石灰岩が積み上げられた、本土の城とは異なる城郭の作りなどに感心しているようでした。

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その後は、園比屋武御嶽石門(ソノヒャンウタキイシモン)・玉陵・一中健児の塔・金城町の石畳・内金城御嶽(ウチカナグスクタキ)の順に周りました。16世紀に首里城から那覇港や沖縄本島南部へ通じる主要道路として整備され、現在は300mほど残るのみとなった金城町の石畳では、沖縄ならではの特有な町並みに、多くの生徒が記念撮影する姿が見られました。

午後は、沖縄本島からおよそ400kmほど西にある石垣島へと向かいました。今日は石垣島の南ぬ島(パイヌ)石垣空港が開港して、ちょうど1周年だそうです。

飛行機の到着が1時間遅れましたが、16:00からの入村式で出迎えのホストファミリーと対面し、グループごとにホームビジット体験に向かいました。ビジット先では、さとうきびの収穫や家畜の世話などの生活体験をとおして、短い時間とはいえ家族の一員として迎えられ、島時間を満喫できたことに、生徒はみな感謝していました。限られた時間のなかで、島人たちとの充実した時を過ごすことができ、生徒は学校では見られない豊かな表情を見せていました。 

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平成25年度 国内修学旅行リポート 3日目

3日目の今日は、雨こそ降らないものの、風が強くやや肌寒い一日。まずは、沖縄本島北西部にある本部(モトブ)半島の海洋文化館と、美ら海(チュラウミ)水族館に向かいました。海洋文化館では、沖縄を含めた太平洋地域における海洋民族の歴史と文化を学習。

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ついで、日本有数の水族館として知られる美ら海水族館を見学。ここでは、世界最大級の大水槽「黒潮の海」の中のジンベイザメやマンタの巨大さを目の当たりにして、生徒たちは大いに驚く一方、海のプラネタリウムのコーナーでは、自ら発光する海中生物の神秘的な美しさにも魅了されていたようです。また、水槽を上から見学するコースにも参加したことは、普段は見られない水族館の日常の活動を知るよい機会で、生徒は職員の方の解説に熱心に耳を傾けていました。

 昼食後、琉球王国成立以前の14世紀頃に沖縄本島北部を支配し、中国や朝鮮、タイ、ベトナムと貿易をしていたと言われる北山王の居城跡「今帰仁(ナキジン)城」を訪問しました。ここでは、外国との交易で栄えた様子と北山最後の王である攀安知(ハンアンチ)の最期など、クラスごとにガイドさんの解説を聞きながら見学しました。

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見学終了後は、今帰仁から那覇に移動し、沖縄県立博物館を見学。14世紀に中国と交易で栄えた琉球王国が、17世紀には薩摩の島津藩の圧力を受け、日と中国との間に一種の二重の関係を築いていく過程などを学びました。生徒は、解説用端末を利用したり、学芸員の方に積極的に尋ねるなどして、沖縄が歩んだ歴史や自然についてワークシートにまとめていました。学芸員の方からは生徒たちの積極的な取り組みに、お褒めの言葉をいただきました。

平成25年度 国内修学旅行リポート 2日目

2日目は、午前中に平和祈念堂で沖縄戦体験者の方から沖縄戦と終戦当時の様子などについてお話し頂きました。沖縄戦体験者の方から直接話を聞ける機会は滅多にないこともあり、生徒たちは緊張した様子で、想像を絶する当時の状況に聞き入っていました。

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その後、平和祈念資料館と、沖縄線で判明した戦没者の名前を刻んだ平和の礎、沖縄での地上戦の舞台となった摩文仁(マブニ)の丘を見学しました。資料館では、太平洋戦争や第二次世界大戦の流れにはじまり、沖縄戦での住民被害などの展示資料をワークシートに取り組みながら熱心に見学する様子が見られました。特に第4展示室の証言ブースでは、時間をかけじっくりと証言を読む姿が見うけられました。

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午後からは、各班ごとに必修見学地である、斎場御嶽(セーファウタキ)、道の駅「かでな」、嘉数(カカヅ)高台公園、旧海軍司令部壕を中心にそれぞれが計画した見学地をタクシーを利用し訪問しました。特に印象的だったのは、16世紀の初期、祭政一致の制度化をはかった琉球王国・尚真(ショウシン)王時代の御嶽でユネスコの世界遺産に登録されている斎場御嶽。ここを訪れたグループは、自然岩や洞穴に囲まれた緑豊かな場所で厳粛な聖地の雰囲気を感じることができたようです。

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平成25年度 国内修学旅行リポート 1日目

3月4日(火)第1日目 那覇・糸満

本日から国内外に分かれて、修学旅行が始まりました。国内組は、羽田空港から那覇空港に移動、小雨ながらまず南国の暖かさを感じました。 昼食後、最初の見学地は、糸満市にあるひめゆり平和記念資料館。陸軍病院壕の原寸大ジオラマや学徒隊のインタビュー映像、さらには学徒隊の手記などを通じ、現在の生徒たちとほぼ同じ年齢の学徒隊が体験した悲劇を学ぶことで、改めて戦争というものの現実を知りました。

次に向かったのはヌヌマチ・轟・糸数の各壕です。クラスごとに分かれ、それぞれの壕を訪れました。ボランテイア友の会の方から一般市民や旧日本兵の避難場所や野戦病院として利用された当時の様子についてお話し頂きました。実際に壕の中入ることで、壕の中の無気味な静寂や恐怖感など、沖縄戦当時の様子を実感することができまし。これらの見学を通じて、生徒たちは厳粛な気分に襲われると同時に、平和のありがたさを再認識した様子です。

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ホテルでの夕食後、平和ガイドの方から「基地問題」をテーマに講話をしていただきました。前半は一派市民を巻き込んだ沖縄戦について、後半は戦後も米軍基地が存在することで耐えることのない諸問題についてのお話が中心でした。講師の先生から配付された開戦当時の米国の新聞記事を見る生徒の姿が印象的でした。

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生徒たちは今日の見学を通して、沖縄の抱えている様々な問題を身近に感じたようです。

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