平成26年度高校国内修学旅行の最近のブログ記事

平成26年度 国内修学旅行リポート 最終日

最終日 石垣島

修学旅行もついに最終日を迎えましたが、あいにくと朝は雨。まず、石垣焼窯元で手びねり体験を行いました。ろくろなどを使わずに手で粘土をこねて作品をつくる伝統的な技法です。今回は、沖縄の守り神シーサー作りを体験。悪戦苦闘しながらも、自分なりの作品を作ろうと思い思いに取り組んでいる姿が印象的でした。作品は後日焼きあがった上で送られてくる予定です。さて、どのような仕上がりになるのでしょうか。

次に、石垣島の市街地から約40分、島の北西部に位置する川平湾に向かいました。人魚伝説が今に伝わるこの場所は、雄大な自然が織り成すその景色により、国の名勝(日本100景)にも選ばれています。この頃になると天気は急速に好転し、白く輝く砂浜はさらさらと心地よく、世界有数の透明度を誇る海は、光の加減や潮の満ち引きにより、青から緑へと美しいグラデーションを見せます。色とりどりのサンゴ礁や熱帯系のカラフルな魚が泳ぐ姿をグラスボートに乗り堪能。湾に生息するクマノミなどの色鮮やかな魚たちやさまざまな種類のサンゴを間近で見ることができました。朝方の雨で水が濁っていないかと心配をしていたのですが全く杞憂で、生徒たちは海水の透明度に目を奪われていました。

最後に訪れたのは、やいま村。石垣島の名勝「名蔵湾」を一望する丘にあり、豊かな自然を背景に古き良き八重山の家並みが再現されています。国の有形文化財に登録された赤瓦の古民家からは三線の音が漏れ聞こえ、展示されている漁具や農機具からは、かつての漁師や農民の暮らしの様子を垣間見ることができました。また、村内には水牛の池やカンムリワシ保護ケージ、リスザル園があり、なかでも小さくかわいい中南米原産のボリビアリスザルが自然に近い状態で飼育されていて、生徒は手のひらに乗る程の小さなリスザルの人懐っこさに心奪われ、エサやりをしながら「交流」につとめていました。

その後、夕方15時ごろ石垣からの直行便にて羽田空港に向かい、予定よりも20分ほど早く到着しました。こうして、生徒たちに多くの思い出を残し、平成26年度の修学旅行の日程も無事終了しました。初日から盛りだくさんの内容でしたが、記憶が混乱しないうちに見学した内容を整理し、今後の学習に役立ててほしいと思います。

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平成26年度 国内修学旅行リポート 5日目

5日目 竹富島・西表島・石垣島

修学旅行も終盤に差し掛かった5日目は、島から島へと移動の多い日程です。まずは2日間お世話になった竹富島の民宿の方々との別れから始まりました。はじめはどことなく緊張をし都会との生活の違いに戸惑っていた様子の生徒もいましたが、一晩のうちに親睦を深めたようです。波止場では皆さんが島伝統の歌舞音曲で盛大に見送ってくださいました。

名残はつきませんが、生徒は2艘のフェリーに別れて一路西表(いりおもて)へ。西表島の大原港到着後、しばらくバスで移動すると見えてきたのが「日本最南端」の信号機だそうです。そもそも西表島には信号が二つしかないそうですが、そのうちの一つが日本で最も南にある信号なのだそうです。西表島中央部を流れる浦内川(沖縄県最長の川)に到着すると、今度はカヌー体験です。曇り空とはいえ実に穏やかな気候のなか、気持ちよくマングローブのトンネルを二人一組となりカヌーで自然環境体験学習に取り組みました。実はカヌーをこぐのは意外にたいへんで、カヌーの操作に必死になりながらも、浦内川からその支流に生息する動植物をガイドさんの説明を受けながら観察。事前指導で見た映像や資料を実際に目で見たり触って感じることで、マングローブの種類やその見分け方、用途について、生きた知識を身につけることができました。またカヌーを一度降りて、かつて炭鉱労働者たちが掘削場で用いたトロッコの跡や当時の生活のようすについての説明も受け、西表島の歴史について学びました。

カヌー体験を終えた後は、西表島の東部に移動し、隣接する由布島に渡りました。由布島は周囲2km、東京ドーム4個にみたない小さな島で、しかも西表島との間はたいていが水深が大人の膝に届かないほど、満潮時でもせいぜい1mという浅瀬になっています。ここをバスでも船でもなく水牛を使ってで渡るというのが、沖縄の離島らしいところです。昼間は観光客で賑わいを見せますが、定住者はほとんど無く、人口は十数人を数えるほどだそうです。生徒たちは、前日の竹富島で水牛車を見てはいましたが、遠浅の海をゆっくりと揺られながら一度に20人近い人を運ぶ力強さに驚愕していました。由布島は島全体が亜熱帯植物楽園となっており、独特の動植物が一年をとおして楽しめます。生徒たちは、観覧施設では日本最大級の蝶であるオオゴマダラが美しい羽根を広げてゆったりと飛ぶすがたや黄金色に輝くサナギの幻想的な姿に魅了されていました。

その後フェリーで石垣島に戻り、最後の宿泊地となるホテルへと向かいました。島の移動やカヌー体験で体力を使い、少し疲れた様子の生徒も見受けられましたが、修学旅行もあと1日です。最終日はどんな一日が待っているのでしょうか。

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平成26年度 国内修学旅行リポート 4日目

4日目 那覇・石垣島・竹富島

4日目の今日は、本島での研修を終え、離島への移動が中心となります。まず、沖縄本島から400kmほど西にある石垣島へと向かいました。今日3月7日は南ぬ島石垣空港が開港してちょうど2年ということで、地元八重山高校郷土芸能部による記念セレモニーが開かれていました。

その後、石垣牛としても名高い牛が放牧されたのどかな風景を眺めながら、石垣港へと移動。港周辺では2時間ほど時間をとり、班ごとに策を行いました。ソーキそばやタコライス、ルートビア(コーラのような炭酸飲料)のような沖縄の名物に舌鼓をうち、お土産を見てまわるなどして生徒たちは思い思いの時間を過ごしていました。

石垣港から2グループに分かれて10分ほどフェリーに乗り、竹富島竹富東港まで移動。入島式では本日お世話になる民宿の方々と対面し、グループごとに民泊先へと向かいました。夕食までの間、島内に飾られているさまざまなシーサーを探しにウォークラリーを実施。赤瓦屋根の民家に様々な表情のシーサー達、真っ白なサンゴ砂の道に色鮮やかな花々、三線の音色とともにゆっくりと集落を散策する水牛車など、沖縄古来の姿を残し、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている集落を見学して回りました。あいにくの曇り空でしたが、さまざまな種類のシーサーを探す生徒たちは、民家の石垣沿いに咲く南国の花々や美しい砂浜にも魅了されている様子でした。

島の南西部にあるコンドイ浜では、今回お世話になる民宿の方々が夕食を兼ねて交流会を開いてくださいました。「てぃんぐさの花」などの歌や沖縄の民謡「めでたい節」にあわせて踊り(踊りは観光コースのメニューとしては今回が初めてだそうです)の歓待を受けました。生徒も感謝の意を表して、三線の演奏に合わせて「島唄」や「島人の宝」を心を込めて歌いました。最後はまた竹富島への来島を願って、皆で「竹富島で会いましょう」にあわせて踊りました。半日ほどでしたが、普段接することのできない文化にふれあい、有意義な時間を過ごすことができのではないでしょうか。

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平成26年度 国内修学旅行リポート 3日目

3日目 辺野古・今帰仁・美ら海水族館

3日目の今日の沖縄も天候に恵まれない中での行程となりました。まずは、「日本一危険な飛行場」と言われる普天間飛行場の代替施設として建設が予定されている辺野古崎に行きました。基地建設予定地を対岸から見学した後、名護市職員の中曽根参事から基地移設に関する概要や地元住民の反対意見を聞きました。基地建設を推し進める国と基地建設反対派の住民との抗争が緊迫する状況で、基地振興政策に依存しない沖縄の在り方を求める考えかたを学びました。生徒は、地元住民と軍人の日常的な交流について質問をするなど、熱心に耳を傾けていました。

その後、2グループに分かれて今帰仁城跡へと向かいました。今帰仁城は、14世紀琉球に3大勢力が割拠したグスク時代に本島北部の覇者、北山王が築き上げ、中国や朝鮮との貿易の要となった百曲りの城壁で、世界遺産に登録されています。ここでは、クラスごとにガイドさんの解説を聞きながら見学をしました。実際に石垣が幾重にも積み重なる独特な景観を見てその歴史的価値について認識をし、資料館では今帰仁で発掘された陶磁器や戦後すぐの豊年祭で用いられた衣装、晴れの日の装いなどに関する展示を見学。ワークシートに記入して理解を深めました。

最後に、沖縄本島北西部にある海洋博公園に向かいました。日本有数の水族館として知られる美ら海水族館を見学。世界最大級の水槽である「黒潮の海」大水槽では、長期飼育記録世界一の記録を更新中のジンベイザメや、世界初の繁殖に成功したマンタが優雅に泳ぐ姿を目の当たりにして、生徒たちはその迫力に圧倒される一方、オキちゃん劇場ではイルカショーを楽しんでいました。見学終了後は、今帰仁から糸満に戻り、本日の宿泊地、糸満市へと向かいました。

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平成26年度 国内修学旅行リポート 2日目

2日目は、午前中に沖縄県平和祈念公園を訪れ、沖縄戦における全戦没者24万人余りの名前が刻まれた平和の礎と戦没者の鎮魂を祈る平和祈念像を見学しました。

その後、平和祈念資料館に移動し、まず沖縄戦に至るまでの沖縄の歴史を学び、次に太平洋戦争の経緯、そして敗戦後のアメリカ軍統治と本土への復帰運動についてまでの三段階を、展示資料をとおして学びました。生徒たちは沖縄戦の歴史的な意味を正しく理解しようと、ワークシートに熱心に取り組んでいました。

特に第1展示室の沖縄戦への道では、先の大戦が残した悲劇を繰り返さないようにと、時間をかけて真剣に資料に目をとおす姿が印象的でした。

午後は、班ごとにタクシー研修を行いました。

琉球王国の政治や文化の中心だった首里城と嘉数高台公園を必修見学地とし、それぞれが計画した見学地をタクシーで訪問しました。中でも、嘉数高台公園では民家と隣接する普天間飛行場が一望でき、米軍基地と隣り合わせの生活があることを身をもって学んだようです。

平成26年度 国内修学旅行リポート 1日目

本日は国内修学旅行初日です。定刻どおり羽田空港を出発し、那覇空港に到着。あいにくの雨模様となりましたが、昼食後、最初の見学地、ひめゆり平和祈念資料館に向かいました。元ひめゆり学徒隊の方から平和講話を直接聞ける機会となり、生徒たちには貴重な体験となりました。その後、資料館で見た陸軍病院壕の原寸大ジオラマや学徒隊のインタビュー映像、さらには学徒隊の手記などをとおして、現在の生徒たちとほぼ同じ年齢の学徒隊が想像を絶するような犠牲を強いられた戦争の惨状を知り、改めて戦争の悲惨さについて認識しました。

次に向かったのは轟・マヤーガマ・山城本部の各壕です。学級ごとに、それぞれの壕を訪れました。ボランティア友の会の方から一般市民や旧日本兵によって、避難場所、あるいは野戦病院として利用された当時の様子についてお話をいただきました。壕の中に入り、自決が行われた場所を実際に見ることで、沖縄戦当時の惨状をこれまでにはなかった実感をもって理解した生徒が多かった様子でした。

これらの見学を通じて、未だ紛争の絶えない国際情勢の中で平和のありがたさを再認識したようすです。

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