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ICT教育

School life with iPad

ICTによる新しい教育

“School life with iPad”

駿台学園では、iPad を生徒が一人1台所有することによって、ICTを活用した新しい時代の教育を開拓していきます。2020年の教育改革を前に、駿台学園はいちはやくデジタル教科書や有効かつ円滑なICT端末の利用を実現させます。


1.新たな学習スタイルを切り開くデジタル教科書

●デジタル教科書でいつでも、どこでも学習を

教科書がデジタル化したらどんなメリットがあるでしょうか?仮にすべての教科書がiPad に入っているとしたら……? 生徒はもう家で勉強するために重たい教科書を持ち運ぶ必要がなくなるでしょう。放課後のホームルームでも、家でも、図書館でも、どんなところでもiPad 一台あれば勉強が始められるようになるはずです。

しかも、デジタル教科書は紙の教科書にないメリットがあります。英語の教科書なら、発音を確認することもできますし、理科の教科書なら実験動画もみることができます。また、小テストなども、生徒が問題を解けば、自動的に採点してくれるようになります。事実、駿台学園では英語の教材として「New Treasure」を採用していますが、中学校はいち早くその電子教科書版を導入しています。電子教科書なので、発音も容易に確認できますし、学習の前に導入ビデオを見ることもできます。単元に合わせて、フラッシュカードを作ることも容易です。

一方、検定教科書のデジタル版も、遅々とではありますが、話が進んでいます。2020 年度の教育改革までにデジタル教科書の実現を目指すべく、現在も検討はされていますが、著作権の問題もあり、最初の内は「紙の教科書をそのままデジタル化しただけ」というレベルに止まるかもしれません。そうはいっても、教科書がデジタル
化していれば、iPad でインターネットや辞書を使いながら、いつでもどこでも学習できるという環境が実現できます。プリント類もデジタル化して配付するので、すべての教材がiPad に入る日が、いつか来るかもしれません。

私たちが教育現場にiPad を導入した理由がここにあります。ICT端末を導入するだけなら、小型のノートブックを選択する手もあったかもしれません。しかし、 今、ICT 端末を1 人1 台教育現場に導入する本来の意義は、単にレポートやプレゼンテーションを作成することではありません。それだけなら、共用の端末があれば済むことです。デジタル教科書を実現することこそが、私たちの大きな目的の1 つです。そのために、薄くて軽く、持っていても疲れない端末、画面が美しく、文字が見やすい端末が必要です。私たちがiPad を選択した理由がここにあります。

デジタル教科書版「New Tresure」による授業風景


2.iPad が授業を一つにする

●生徒の画面を教員が共有し、生徒の学習状況を把握するとともに、学習内容に集中させることができる。

日本では、いまだに教員が黒板の前にたって、教科書を使って一方的に授業をするというスタイルが一般的です。このスタイルでは、生徒全員がどのように学習しているかを把握することは困難であり、生徒の理解度を把握することも容易ではありませんでした。

iPad には「クラスルーム」というアプリケーションがあり、わたしたちはこの機能をいち早く導入しました。「クラスルーム」を使えば、教員は生徒のiPad の画面を同時に把握することができます(右図参照)。教員は生徒の作業状況をみながら、適切なアドバイスを随時おくることができます。また特定の生徒の画面を教員用iPad に大きく映すことも可能なので、アクティブラーニング中に生徒の多様な意見をスクリーン上に大きく映し出すことも簡単です。

また、教員は生徒の作業するアプリを固定させて使用したり、必要ないときは生徒のiPad をロックさせることもできます。これまでiPad を授業に導する際の一番の悩みが、「生徒が授業中iPad で何をしているのかわからない」ということでしたが、駿台学園では授業中、iPad を安全に、集中して生徒に使わせることができるのです。

「クラスルーム」アプリケーション画面。生徒の作業内容を把握できる


3.ICT により、教師・生徒・保護者間の円滑なコミュニケーションを実現

●デジタルの力で、時間と空間を超えたコミュニケーションを実現

ICT の最大のメリットは、データをデジタル化するために、時間と場所、量の制約から解き放たれることにあります。

例えば、小テストがデジタルデータ化されれば、教師が出す小テストも瞬時に配信され、自動的に採点され教員にフィードバックされます。授業の最初に前時の復習問題から入れば、採点の手間なく結果がわかるので、教師は生徒に定着していない学習内容に絞って復習してから授業に入ることができます。授業の最後に小テストを行えば、その時間の生徒の集中力は格段にアップするでしょう。

また、小テストの結果に限らず、定期考査、実力テストの結果もデジタルデータで蓄積していくので、それらを個人カルテとして活用すれば、面談も円滑に進められます。

さらに、保護者とも成績データの共有が簡単にできるようになるとともに、これまでは紙で渡していた保護者通知も、デジタル化して送信できるようになります。

駿台学園では、Benesse のClassi というソフトで、これらの円滑なコミュニケーションを実現しています。

(左)Classi のホーム画面。授業記録や生徒カルテ、Web テスト、学習動画、カレンダー、校内グループなど様々な機能がある。
(右)Classi の問題例(中学理科)。記述や選択など、様々な問題形式に対応している。解答を終えると自動的に採点、集計し、即座に授業にフィードバックできる。

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