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学校行事

中学2年生 秋季校外学習リポート 2日目

2020/12/17

12月2日(水) 2日目 松江→出雲→広島

 

2日目の朝一番で向かったのは松江城界隈でした。「密」を避けるため、今年は学級ごとに松江城、八雲記念館、八雲旧居を時間差で見学しました。

 

松江城は、戦後長らく重要文化財とされていた天守閣から、建築年代を確定させる「慶長十六年」と記された祈祷札が2枚発見されたことで、2015年に国宝に再指定されました。全国に現存する12天守の1つであり、天守は築城当時の姿をよくとどめていると言われます。実際に城内を見学することで日本の城郭建築の構造がよく理解できたと思います。最上階からは松江市や宍道湖の美しい風景を見ることができました。

 

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城と小泉八雲記念館と八雲旧居との間は、徒歩で堀沿いに歩いて10分程の距離です。記念館では昨晩もお世話になった小泉凡先生ご夫妻に迎えていただき、2階で映像資料を見ました。八雲の生涯について復習した後、怪談松江出身の俳優佐野史郎さんによる「飴を買う女」の朗読を聞きました。前日の夜の小泉凡先生の講話でも紹介された『怪談』には、「雪女」のように母の愛にふれた話がありますが、この「飴を買う女」も「母の愛は死よりも強い」という結びの言葉が印象的な作品です。小泉凡先生は、幼くして実母と生き別れた八雲の母親への強い思慕がこめられていることを指摘されていました。1階では八雲ゆかりの品々を見ることができ、昨晩時間の関係でできなかった小泉凡先生へ質問をしている生徒もありました。

 

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また、八雲が住んでいた当時のままで保存されている旧居ですが、もともとは武家屋敷でした。中に入ると畳の上に丈の高い机と椅子があります。八雲は16歳の時、事故により左目を失明し、右目も強度の近眼であったため、原稿をできるだけ目に近づけるためこのような特別な机を使っていたそうです。生徒は校長先生や小泉凡先生から聞いたお話を思い起こしながらワークシートに取り組んでいました。

 

その後、バスで宍道湖に沿って移動しながら出雲大社へ向かいました。旧暦10月の神無月には全校の神々がここ出雲に集まるので、出雲では神在月の行事が行われますが、その旧暦10月が終わったばかりの出雲大社は落ち着きを取り戻したところでした。

 

出雲大社では毎年権宮司の千家先生から直接お話しを伺っています。ご本殿前など通常は入れないところにも入れて頂きましたが、参拝後にわか雨が降ってきたため、宝物殿の中でお話しを伺うことになりました。しかし、このとき本殿の上に見事な二重の虹がかかり、滅多にない素晴らしい、文字通り神々しい眺めでした。出雲大社の本殿はかつては高さが48メートルあったと推測されており、だがゆえに不安定で何度か倒れてしまったのではないかと言われています。その48メートルの本殿を支えていた柱と推定される、3本の大木を鉄輪で束ねた柱が近年発掘されました。実物は宝物殿で実際に見ることができました。

 

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次に、徒歩で古代出雲歴史博物館に向かいました。数多くの貴重な展示品から、島根の歴史と文化を学ぶことができました。生徒は国宝の青銅器や、三角縁神獣鏡や、壁一面に並ぶ銅剣に圧倒されていました。

 

ようやく雨もあがり、博物館見学終了後は広島へ向かいました。例年は班別でお好み焼きを食べに出るのですが、今年はホテルでの夕食に変更。しかし、食後生徒たちは班に分かれて、平和大通りの年末恒例のイルミネーションを満喫しました。

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