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学校行事

高校2年生修学旅行(国外)リポート 4日目 ヴァチカン→ヴィーン

2016/03/09

修学旅行も後半に入り、本日が4日目。本日午前は、イタリア見学の最大の目玉ともいえるヴァチカンの見学です。ヴァチカンは世界最小の独立国とも言われますが、世界最大規模の宗教集団であるカトリックの本拠地です。本日のヴァチカンの見学は、最初にヴァチカン博物館を、その後カトリックの総本山であるサン・ピエトロ大聖堂を見るという日程で進みました。

最初の見学場所のヴァチカン博物館は、ともかく巨大です。全てを見るには最低でも数日はかかると言われます。まず古代の彫刻群から見学しましたが、その中には世界史や美術の教科書でお馴染みの「ラオコーン」や「トルソ」が含まれます。ともかく、教科書に載っている写真の現物を、生徒は今回いくつ見たことでしょうか。ついで彫刻やタペストリーなどで飾られた多くの長い回廊を歩いて、ラファエロと縁の深い部屋を見学。中でも重要なのが、これも教科書に出てくる「アテネの学堂」のある部屋です。今回の旅行中何度も見たラファエロの作品ですが、壁に直接描かれたものとなると日本の展覧会にやってくることはありえません。生徒達は、非常に熱心に見学していました。

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博物館の最後に見るのが、ローマ教皇の選挙の会場でもあるシステナ礼拝堂です。あのミケランジェロの天井画と「最後の審判」があるのがこの部屋です。ミケランジェロの巨大にしてダイナミックな、そして色彩鮮やかなフレスコ画は生徒をまさに圧倒していたようです。絵画の力で人々に神の偉大さを示す、そんなカトリック教会の思いがあるのでしょう。

そしてシステナ礼拝堂の見学の次が、いよいよサン・ピエトロの見学です。この教会も本当に巨大で、キリスト教の教会としては世界最大です。本来なら25年に1度しか開かれない「聖なる」扉が、今年はフランチェスコ教皇によって特別に開けられることになり、生徒たちはこの扉から内部え。この教会は大きさもさることながら、ミケランジェロ設計のキューポラやベルニーニ作の祭壇(バルダッキーノ)は、美しさの点でもまさに世界の教会の頂点に立つと言えそうな見事さです。教会の中心から円蓋を見上げると、なんとも崇高な雰囲気です。生徒たちは黙々と見学していた様子でしたが、彼らをそうさせたのは巨大さでしょうか、あるいは芸術性、それとも崇高さいったどれでしょうか?

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教会内部の見学を終えて外に出ると、今度は教会を正面から見ることになります。これまたベルニーニの設計といわれる教会前広場の円形回廊が見事です。外からみても、この教会の大きさ、美しさは変わりません。生徒たちは、話には聞いていたヴァチカン市国を訪れ、さらにこの見事な教会を見ることで、「ここまで来て良かった」という思いに満たされていた様子でした。

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ヴァチカン見学の後は、ローマの空港に移動し、一路二つ目の訪問国であるオーストリアに移動しました。しかし、これといった見学は明日からで、今日はオペラの観劇だけのスケジュールです。イタリアとは雰囲気の異なるオーストリア風のレストランで、これまたイタリアとは違うスープにチキンという夕食を済ませたあとは国立歌劇場へ。演目は、リヒャルト・シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」というやや通好みの作品です。生徒たちは、多少複雑な構成のこのオペラをそれぞれに楽しんでいた様子でした。なお、国立歌劇場のオーケストラが私的に活動するときの名称がヴィーン・フィルハーモニー管弦楽団です。ヴィーンの歌劇場は今年11月来日予定で、この「アリアドネ」も日本に持っていく予定です。

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