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学校行事

高校2年生修学旅行(国外)リポート 1日目 羽田→ピサ→フィレンツェ

2016/03/05

初日 本年度の修学旅行は、当初予定していたパリ訪問を変更し、イタリア(ローマ、フィレンツェ)およびオーストリア(ヴィーン)を訪れることになりました。その関係で、主発便も3月4日(金)01:15羽田発となり、最近増えつつある「羽田深夜便」を国外修学旅行として始めて利用することになりました。集合も前日3月3日(木)22:00と、様ざまな意味で余裕のある日程となりました。

多数の保護者の見送りを受けて、羽田を出発しフランクフルトにもほぼ定刻に到着しました。この後は逆にやや厳しい1日となりました。機内で上手く寝られない場合、日本の集合時から初日のフィレンツェのホテルに入るまで、「初日」がなんと実質32時間と、ほとんど1.5日となるためです。しかし、その長い1日の間の見学内容は充実したものでした。

現地時刻3月4日(金)09:00すぎにフィレンツェ到着。快晴の天気に迎えられ、すぐに近くのピサに移動。ピサでは名高い斜塔を含む、大聖堂の地域を見学しました。修学旅行の最初の訪問先がこの世界的にも名高い建築物で、「いきなりピサの斜塔が・・・」とやや興奮気味の生徒もいました。どうした訳が傾いていること、そしてガリレオ・ガリレイの落体落下の実験場所として名高いピサの斜塔は、正確に言うとピサの大聖堂「ドゥオーモ」に付属する鐘楼です。大聖堂前の洗礼堂、大聖堂、斜塔の順に見学しましたが、それぞれの建物の役割の説明を聞くことは、キリスト教徒の日常や一生を知ることにもつながりました。また、ロマネスクで名高い大聖堂は(生徒が日ごろ使っている山川の「詳説世界史」にも写真あり)、貿易港として栄えたピサらしく東方イスラムの文化の影響もあると聞くと、「世界は一体」が今に始まったことではないことを生徒は実感した様子でした。大聖堂は、ガリレオが振り子の原理を発見したというエピソードでも知られます(なお、振り子にせよ落体実験にせよ、ガリレイに絡んだ逸話の真偽について今日では諸説があります)。

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ピサで昼食の後はフィレンツェへ移動。まず丘の上からこの美しいルネサンス都市の全体を眺めたあと、多くの文人墨客の墓所として知られるサンタ・クローチェ教会へ。この教会に眠る著名人として、ガリレオ・ガリレイ、ミケランジェロ、マキャベリなどの名前が紹介されると、世界史の授業の復讐の趣に。さらに、ジョットほかのフレスコ画も見学。

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続いて、世界屈指の美術館であるウフィツィ美術館へ徒歩にて移動。この美術館は、ルネサンスを中心としたかつてのメディチ家の収蔵品を中心にしたコレクションで知られます。これまた教科書に登場するボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」や「春」をはじめ、レオナルドの「受胎告知」、ミケランジェロの「聖母子像」、ラファエロの「ひわの聖母」、ティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」など、このうち1点でも日本に来れば大騒ぎ間違いなしの名作を2時間弱の間に立て続けに見学し、美術館を出る頃には満足気な生徒が多数いる一方で、疲労もあってかいささか食傷(?)ぎみの顔も散見されたかもしれません。それはともかく、こういった名作を、空いている環境でゆっくり見られることが、本場イタリアで鑑賞することのメリットです。

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ウフィツィの後は有名なヴェッキオ橋や、サヴォナローラ処刑の場所として知られる市庁舎前の広場を通って夕食会場へ。生ハム・サラミ、イノシシ肉のソースのパッパルデレ(幅3㎝超の幅広パスタ=フィレンツェ名物)、さらにビステッカ(Tボーンステーキ)というトスカナ色豊かな豪華な夕食でした。男子でも食べきれない生徒もいたようです。そして夕食会場には、近郊都市モンテカティーニに住む昨年度の留学生ほかが訪ねてきてくれて、旧交を温めました。

徒歩でホテルに戻ると22:00を過ぎていました。少々長い初日となりましたが、生徒の見学態度も良く、充実した1日となりました。(なお、教会・美術館の内部での撮影は許可されています。)

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