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学校行事

高等部<海外修学旅行> 5日目 ヴィーン→パリ

2015/03/08

3月7日(土) ヴィーン→パリ

5日目となる今日は、午前中引き続きヴィーンでの見学を行いました。まず最初にホテルから目と鼻の先のシェーンブルン宮殿へ。ハプスブルク家の離宮であるこの宮殿はバロック様式で、壮麗というよりは品の良いむしろ軽やかで瀟洒な印象の建物です。2階までの部分は現在宮殿として公開されていますが、上部階は一般の人にアパートとして貸し出されているというから驚きです。この宮殿は、女帝と呼ばれるマリア・テレジアやその子孫の縁の場所ですが、当然フランス革命の断頭台で消えたマリー・アントアネットもこの宮殿で幼少期を過ごしています。内部は思いの外東洋趣味が濃厚で、清朝時代の中国の蒔絵などがふんだんに使われています。生徒はヨーロッパにあったオリエンタリズム=東洋趣味の強さについて、認識を新たにした様子でした。また、オーストリア最後の皇帝であるカール1世が第一次世界大戦の敗戦を受け、1918年11月に以後国事に関与しないという文書に署名して退位し、中世のカール大帝あるいはオットー大帝以来の「帝政」が名実共に終焉したのがこの宮殿ということですので、生徒たちは学校の授業で習う「世界史」を非常に身近に感じることができた様子でした。

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次の見学場所は美術史美術館でした。「三大○○」が好きな日本人ですが、おそらくこの美術館は「ヨーロッパ三大美術館」に入ること間違いなしと思われるだけの収蔵絵画を誇ります。生徒たちは、19世紀建築界の巨匠ゼンパーの設計になる見事な建物の中で、ラファエロ、ティツィアーノ、ブリューゲル、ヴェラスケス、ルーベンス、レンブラント、フェルメールらの、昨日のクリムトたちの世紀末芸術とは全く異なる画風の画家たの、それもそれらの画家たちとしても代表作といえる名画をゆっくりと見学しました。

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美術史美術館の見学の後は、ヨハン・シュトラウスほかの銅像で有名な市立公園の近くのレストランで昼食をとり、空港に移動。いよいよパリへと空路移動しました。

最後の宿泊地であるパリには、やや送れて到着。18:30を過ぎてもシャルル・ド・ゴール空港からパリ方面を見ると見事な夕焼けが拡がりました。ヴィーンから西に空路で2時間、時差がないので、ブラウンシュヴァイクやヴィーンよりも夕暮れが遅くなっていることがよく分かりました。

パリでの最初の夕食のメニューは鴨のコンフィ。鴨は日本の高校生にはあまり馴染みがなさそうですが、パリではごく一般的な料理です。この典型的なフランス料理は生徒達には好評でした。いよいよ修学旅行もあと2日。明日からは本格的なパリ及びその近郊の見学を行います。

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