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学校行事

高等部<海外修学旅行> 最終日 パリ→東京

2015/03/12

3月9日(日) パリ→東京

修学旅行の実質的な最終日である今日の見学は、フランスが世界に誇るルーヴル美術館から始まりました。美術館内の廊下だけでも総計14km近くになるという規模ですが、そこに所狭しと西洋美術の最高傑作が展示・収蔵されてます。今回見学しただけでも、「ミロのヴィーナス」、「サモトラケのニケ」、ミケランジェロの「瀕死の奴隷」、レオナルドの「モナ・リザ」と「岩窟の聖母」、ダヴィッドの「ナポレオンの戴冠」、ドラクロワの「民衆を率いる自由の女神」、ジェリコの「メデューサ号の遭難」、アングルの「グランド・オダリスク」等々、美術の教科書に必ず載っているような名作が目白押しです。日本に持ってくれば上野の美術館で長蛇の列ができるような作品でも、ここではほとんど目立たない、そんな言い方がぴったりの桁違いの美術館です。生徒たちは、これでもかこれでもかと続く絵画・彫刻の傑作に、食傷気味になることもなく必死でくいついていました。めったに本には載らない「ミロのヴィーナス」の後ろ姿をカメラに納める生徒もいたようです。

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次に見学したのは、ノートルダム大聖堂です。ノートルダムとはフランス語で「私たちの貴婦人」すなわち聖母マリアを意味します。フランスの主要都市の多くに聖母マリアに捧げられた大聖堂=ノートルダム大聖堂があります。実は昨日見たシャルトルの大聖堂も正確には「シャルトルのノートルダム」でした。そして、今日見学したのはパリのノートルダムということになります。建築年代・様式としては昨日のシャルトルと同じく12~13世紀の建造、やはりゴシック様式で、セーヌ河の中州のようなシテ島にあります。ノートルダムに入ると、ここも美しいステンドグラスが印象的です。生徒たちは、大聖堂の中のステンドグラスや彫刻は、文盲の人が多かった中世には旧約と新約の聖書の物語を民衆に説明する機能を持っていたといった説明をききつつ、イエス・キリストの生涯についても知識を増やしました。さらに大聖堂の外で記念撮影。パリのノートルダムは規模こそフランス最大級とはいえませんが、バランスのとれた美しい姿はある意味でたいへんパリに相応しいともいえそうです。

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ノートルダムの背後にまわり、飛梁という構造で支えられるゴシック建築のしくみについて学びつつ、昼食会場へ。この旅行最後の昼食は、パテの前菜に牛の煮込みという、これもまた典型的なフランス料理でした。今日は昨日とうってかわったややメランコリックな曇天ですが、これが実はモーリス・ユトリロの描くパリの風景そのもので、昨日とは全く異なるパリの表情を見られたことは、生徒にとってむしろ大収穫であったかもしれません。気温は18度ほどと暖かく、コート不要の天候です。

食後はバスの車窓からコンコルド広場やシャンゼリゼ大通を見ながら、凱旋門前へ。ここでバスを降りて写真休憩をとりました。

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今回の修学旅行最後の見学場所は、エッフェル塔です。昨年度に引き続き今年もエッフェル塔をただ下から眺めるのではなく、最上階まで上がり地上290メートルの高さからパリの町並みを一望しました。昨日セーヌ川の船から見上げたエッフェル塔ですが、今度は逆にエッフェル塔からセーヌを眺めることになります。塔の北側の足の部分を斜めに昇る一種ケーブルカーのようなエレヴェーターに乗ってまず第1展望台にあがり、今度は垂直に昇るエレヴェーターに乗り換えて一気に標高約280メートルの第3展望台に向かいます。第1展望台からの眺めも素晴らしいものがありますが、第3展望台でははるか遠くまで見渡すことが可能です。ここまで上がる見学者は意外に少なく、生徒たちの感激もまた格別のものがあったようです。この時間になると、天気も薄日がさすまでに回復、この2日間で見学したルーヴルやノートルダムや遠くモンマルトルの丘に建つサクレクール寺院などが見えて、パリ見学を総復習することができました。

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かくして、6泊8日の今年度の修学旅行の実質的な日程を終えてシャルル・ド・ゴール空港に向い、そして23時すぎのエール・フランス便に乗り一路羽田へと移動です。生徒からは、高校生活最大のイベントが終わってしまったとのため息も漏れてましたが、機内では多くの生徒が疲れから熟睡。定刻より30分ほど早く羽田に安着し、多くの保護者の方がたの出迎えを受けました。土産を大量に買った生徒もいたようですが、しかし土産話が本当は一番の贈り物なのではないでしょうか。

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