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学校行事

中学3年生修学旅行リポート 5日目

2021/11/06

10月30日(金) 5日目 京都→東京

10月30日(金)、4泊5日の修学旅行も最終日を迎えました。2日目以降は雨の心配もいらず、最終日は秋晴れの絶好の見学日和となりました。

まずは嵯峨野トロッコ列車の亀岡駅に向かいました。亀岡は明智光秀と縁が深く、最近は多少知名度を上げているかもしれません。亀岡と京都有数の観光地である嵐山を結ぶトロッコ列車に乗ると、最初は向かって右手に、やがて右手に保津川の美しい景観が広がっていました。山腹のあちこちに色づき始めた木々だけでなく、ここ数年の台風によってなぎ倒された大量の樹木も目につき、自然の美しさと驚異を同時に感じる機会にもなりました。

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終点の一つ手前の嵐山駅で降りると、百人一首にも登場する紅葉の名所小倉山があります。残念ながらこのあたりの峰の紅葉はまだ色付いていませんでしたが、かわりに青々とした見事な竹林をバックに記念写真を撮り、徒歩で天龍寺へと向かいました。天龍寺では、「曹源池庭園」をはじめ、美しい風景と禅寺ならではの静かで穏やかな雰囲気を体感することができました。寺内の紅葉は始まりかけていて、名園で名高い天龍寺の秋たけなわの時期の片鱗を楽しむことができました。

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その後は渡月橋がかかる桂川の河畔に移動し、しばし自由時間を取った後、昼食は鶏すき焼きを堪能しました。修学旅行最後の食事ということもあり、生徒たちの食欲は旺盛で、白飯のおかわりを繰り返す男子が何人もいました。

昼食を終えると、国宝第1号の弥勒菩薩のある太秦の広隆寺に向かいました。宝物館に安置される弥勒菩薩は、赤松と一部樟の一木造で高さは約125cmと、これまでに見学してきた仏と比べるとやや小さめです。右足を左膝に乗せ、右手をそっと頬に当てて思索にふける半跏思惟像です。弥勒菩薩は微笑みながら生徒を迎えてくれました。

次の見学地は二条城です。昨年度は、密を避けるために、見学を断念した場所の一つでもあります。二条城は江戸幕府初代将軍徳川家康が、天皇の住む京都御所の守護と将軍上洛時の宿所とするために築城したものです。3代将軍家光の時代に城内の大規模な改修が行われ、二の丸御殿に狩野探幽の障壁画などが数多く加えられました。何と言ってもこの二の丸御殿の大広間は、15代将軍慶喜が大政奉還を諸大名に表明した場所として知られています。生徒たちが興味を持ったのは、「鶯張り」で、ゆっくりと歩きながらそのウグイスの鳴き声のような音を確かめていましたが、城内の解説によれば、忍者の侵入防止のため導入されたという通説は、事実ではないようです。

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最後の見学地は京都御所です。京都御所は昨年度初めて修学旅行の全体見学場所として取り上げました(班別行動で訪れた班はあったようです)。京都御所は、明治維新まで天皇のお住まいですが、桓武天皇の平安京遷都時から使われた、という訳ではありません。平安初期に造られた内裏は幾度となく火災等に遭遇し、やがて天皇は母方の実家等の里内裏を住まいとするようになり、その場所もある時期までは度々変更されました。現在の京都御所は、もと土御門東洞院殿と言われた御殿で、1330年代以降明治維新期まで皇居として使われてきました。といっても、建物の多くは1854年の火災の後、1855年に再建されたものだそうです。今年は、禁門(蛤御門)の変で有名な門の前で集合写真も撮り、生徒たちは日本の歴史の重要な舞台の雰囲気を味わいました。

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その後は京都駅に向かい、新幹線コンコースで10分ほどの時間調整。生徒にとっては、お土産購入の最後のチャンスとなりました。新幹線は予定通りに京都を出て、予定通りの時刻に東京駅に到着、名古屋見学で始まった長い修学旅行がようやく終わりました。

コロナ禍で思うように行事を実施することができない学校も多い中での修学旅行でしたが、生徒の見学態度は大変良好で、その結果でしょうか、これといった体調不良者も出ませんでした。旅行中に学んだことを、今後の学習に生かしてこそ、実施した意義は高まります。このような大きな行事は、ある意味で終わったところから次のステージが始まる、という意識を持ってほしいと思います。

 

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