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第50期<駿台天文講座>が始まります

2015/04/15

いよいよ、記念すべき第50期となる<駿台天文講座>が、4月18日(土)17:00から始まります。今月は、開講式の後に、第598回<駿台天文講座>を開催します。今月の講師は、JAXA宇宙科学研究所名誉教授 平林久先生で「1960年代の天文学の衝撃」をテーマに講演をしていだだきます。

1960年代は、天文学にとって重要な発見が続いた時代です。電波天文学に関わるものだけをあげても、1963年にクエーサーが、1965年に宇宙背景放射が、1967年にパルサーが、そして1969年にはカニ星雲のパルサーが、次々と発見されました。まさに、「1960年代の衝撃」です。平林講先生は、この時代に大学~大学院の学生で、この「衝撃」を受けて、天文学、それも電波天文学の分野へと進み始めました。

今回の講演は、クエーサー、マイクロ波宇宙放射、パルサーの発見物語に続き、この分野のその後の大きな進展と、現在なお残る謎の話題へと展開する予定です。クエーサーの発見によって、わたしたちの宇宙観は大きく広がりました。クエーサーは、銀河の中心での特異な現象として理解されるようになり、クエーサーの発生エネルギー、大規模なジェット現象、超巨大ブラックホールの存在、そして銀河と銀河中心の巨大ブラックホールの生成などに関連する謎の解明が天文学の課題・宿題として続いています。 マイクロ波宇宙放射の発見で、ビッグバン宇宙の考えが決定的となり、「もはや宇宙は定常ではない」という前提がインフレーション理論を生み出しました。

マイクロ波宇宙放射の観測の重要性から、地上観測、バルーン、衛星などで精密観測が続き、今後の更に高精度な観測でインフレーション時の重力波の痕跡が見つけられることが期待されています。 今期の最終回(平成28年3月の第600回)でご講演いただく予定の佐藤勝彦先生が提唱された「インフレーション宇宙論」の予備知識としても、

今月の講座は大変興味のある内容となります。ぜひご友人をお誘いのうえでご参加ください。

なお、晴天の場合は、駿台天文講演終了後、本校屋上の口径20cm屈折望遠鏡(ニコン製)による天体観望会を開催します。

 

●第50期<駿台天文講座開講式>及び<第589回駿台天文講座>

日 時:平成27年4月18日(土)17:00~18:30

場 所:駿台学園小ホール

講 師:JAXA宇宙科学研究所名誉教授 平林 久先生

題 目:「1960年代の天文学の衝撃」

入場料:無 料

 所在地:東京都北区王子6-1-10(電話 03-3913-5735)

最寄駅:JR・地下鉄・都電 王子駅下車 徒歩10分

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