お知らせ一覧

HOME | お知らせ一覧 | その他 | 第50期<駿台天文講座>記念講演会・第594回<駿台天文講座>および<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

その他

第50期<駿台天文講座>記念講演会・第594回<駿台天文講座>および<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

2015/09/14

第50期<駿台天文講座>記念講演会・第594回<駿台天文講座>のお知らせ

第50期記念<駿台天文講座>、9月の第594回は、「宇宙線の歴史を屋久杉で探る」というテーマで、名古屋大学高等研究院太陽地球環境研究所特任助教の三宅芙沙先生に講演をしていだだきます。

地球には、常に宇宙線と呼ばれる高エネルギー粒子が降り注いでいます。宇宙線の起源は、まだ完全には理解されていませんが、超新星の残骸等が有力な候補といわれています。また、宇宙線の組成は、水素の原子核がほとんどです。残りはヘリウムの原子核より重い原子核や素粒子です。

屋久島は、長寿命の樹木が多く生息していることでも有名な世界遺産の島です。三宅先生のチームは、樹齢数百年から2000年近い屋久杉のサンプルを用いて過去の宇宙線の歴史を調査、その結果西暦774-775年と西暦993-994年に14C濃度の急上昇があったことを発見しました。この時代以前にはこのような14C濃度の急変は見つかっておらず、これらのイベントは地球へ大量の宇宙線が降り注いだことを意味していることが分かりました。

原因としては、宇宙線を短期間に大量放出するいくつかの現象が考えられ、候補としては地球近傍で起きた超新星爆発、ガンマ線バースト、太陽面での爆発現象などがあげられますが、完全な特定には至っていません。最近の研究からは、非常に規模の大きな太陽面爆発である可能性が高いと考えられています。今月も大変興味深い講座になりますので、お誘い合わせの上、ご参加ください。

なお、当日は本校では文化祭の開催期間中です。お時間があれば、お早めにお越しいただき、天文部員の発表やその他の生徒作品をご鑑賞いただければ幸いです。

今回も、晴天の場合は天文講演終了後、本校屋上の口径20cm屈折望遠鏡(ニコン製)による天体観望会を開催しますが、まだ日没が遅いために多少お待ち頂くこともあるかと思いますので、予めご了承ください。

 

<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

月例の駿台天文講座に先だち、<駿台ジュニア天文教室>を本校地学教室で開催します。お話は、駿台天文講座顧問の中嶋浩一先生(一橋大学名誉教授)で、今月は「屋久杉の年齢」について取りあげます。小中学生および保護者の方はお誘いのうえお越しください。

なお、晴天の場合は、17時から開催する駿台天文講演終了後、本校屋上の口径20cm屈折望遠鏡(ニコン製)による天体観望会を開催します。

 

  ●<第594回駿台天文講座>

   日 時:平成27年9月19日(土)17:00~18:00

    場 所:駿台学園視聴覚室

    講 師:名古屋大学高等研究院 太陽地球環境研究所特任助教 三宅 芙沙先生

    題 目:「宇宙線の歴史を屋久杉で探る」

 

   ●<駿台ジュニア天文教室>

   日 時:平成27年9月19日(土)15:30~16:00

   場 所:駿台学園地学室または視聴覚室

   講 師:一橋大学名誉教授 中嶋浩一先生

   題 目:「屋久杉の年齢」

 

<駿台天文講座><駿台ジュニア天文教室>ともに、入場無料で、事前予約は必要ありません。直接駿台学園へお越しください。

所在地:東京都北区王子6-1-10(電話 03-3913-5735)

最寄駅:JR・地下鉄・都電 王子駅下車 徒歩10分

 

 

toTop