お知らせ一覧

HOME | お知らせ一覧 | その他 | 第50期<駿台天文講座>記念講演会・第596回<駿台天文講座>および<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

その他

第50期<駿台天文講座>記念講演会・第596回<駿台天文講座>および<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

2015/11/06

第50期<駿台天文講座>記念講演会・第596回<駿台天文講座>のお知らせ

11月の第596回<駿台天文講座>は、愛媛大学宇宙進化研究センター長・教授 谷口義明先生に「なぜ宇宙はブラックホールを造ったのか?」というテーマで講演していだだきます。

ブラックホールという言葉に、興味を持たれている方は多いと思います。ブラックホールは、日本語に訳すと“黒い穴”です。ではなぜ黒いのかというと、光(電磁波)や情報が一切出てこないからです。

ブラックホールの概念は、18世紀に考えられていました。星が質量を保持したまま小さくなっていくと、星の表面での重力がどんどん強くなり、光が出てこられなくなります。理論的には、そのような天体があってもおかしくないのですが、ブラックホールの物理的性質がきちんと理解できるようになったのは、20世紀に入ってからのことでした。有名な物理学者アルベルト・アインシュタインによる一般相対性理論の帰結として、ブラックホールが理解されるようになってきました。

では、ブラックホールは本当にあるのでしょうか? 答えは、「ある」です。現在では、3種類のブラックホールが確認されています。太陽質量の数倍から20倍程度の“星質量ブラックホール”は、一つの銀河に数億個あると推定されています。“超大質量ブラックホール”は、太陽の100万倍から百億倍の質量があって銀河の中心核に存在するものされていますが、宇宙にはざっと1000億個の銀河があるので、超大質量ブラックホールも1000億個はあると考えられます。超大質量ブラックホールは珍しいものではなく、ほぼ全ての銀河の中心核にあると考えられています。最後に“中質量ブラックホール”ですが、これは“星質量ブラックホール”と“超大質量ブラックホール”の中間的な質量を持つブラックホールということになります。

 ブラックホールに吸い込まれると、二度と外には出てこられません。近づかない限り、安全とはいえ、宇宙にはどうしてたくさんのブラックホールが発生してきたのでしょうか? その答えが今回の講演会で見つかるかも知れません。是非興味深い講演ですので、お誘いあわせの上お越しください。

なお、晴天の場合は、駿台天文講演終了後、本校屋上の口径20cm屈折望遠鏡(ニコン製)による天体観望会を開催します。

 

<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

月例の駿台天文講座の講演前に、<駿台ジュニア天文教室>を地学教室で開催します。お話は、駿台天文教育顧問の中嶋浩一先生(一橋大学名誉教授)で、今月は「宇宙のはてを調べる」というテーマを取りあげます。小中学生および保護者の方は、お誘いのうえお越しください。なお、晴天の場合は、17時から開催する駿台天文講演終了後、本校屋上の口径20cm屈折望遠鏡(ニコン製)による天体観望会を開催します。

 

 ●<第596回駿台天文講座>

  日 時:平成27年11月21日(土)17:00~18:00

  場 所:駿台学園視聴覚室

  講 師:愛媛大学宇宙進化研究センター長・教授の谷口義明先生

  題 目:「なぜ宇宙はブラックホールを造ったのか?」

 ●<駿台ジュニア天文教室>

  日 時:平成27年11月21日(土)15:30~16:00

  場 所:駿台学園地学室または視聴覚室

  講 師:一橋大学名誉教授 中嶋浩一先生

  題 目:「宇宙のはてを調べる」

●入場料:無 料

(予約は必要ありませんので、直接駿台学園へお越しください。なお、自動車でのご来校は、ご遠慮ください)

 所在地:東京都北区王子6-1-10(電話 03-3913-5735)

    最寄駅:JR・地下鉄・都電 王子駅下車 徒歩10分

 

 

toTop