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第555回<駿台天文講座>のお知らせ

2012/06/14

6月16日(土)17時から第555回<駿台天文講座>を開催します。今月の講師は坂尾太郎先生(JAXA宇宙科学研究所准教授)で、「太陽観測衛星『ひので』と金星の太陽面通過」について講演していただきます。

太陽は、ご存知のように私たちからもっとも身近なところにある恒星ですが、我われの銀河系の中ではごくありふれた普通の星です。しかしこの太陽は、今日でも私たちに数多くの、興味深い謎を示し続けています。特に、近年の宇宙空間にある衛星を使った観測により、これまで私たちが思いもよらなかった太陽の姿が明らかになっています。なかでも、日本が2006年に打ち上げた太陽観測衛星「ひので」は、高い空間分解能力で太陽表面の磁場の3次元成分を精密測定する可視光・磁場望遠鏡、温度100万度Kを超える高温の太陽コロナを撮像し、温度情報を引き出すX線望遠鏡、コロナ中の電離したガス(プラズマ)の出す輝線を精密分光してガスのドップラー運動の速度を求めるEUV撮像分光装置、という3台の最先端の望遠鏡を搭載しており、太陽についての多彩な発見をもたらしています。

先般の金星の太陽面通過をはじめとして、私たちが地上から見ることのできる、太陽に関係した身近な天文現象を、「ひので」も観測しています。このような天文現象の観測は、広く社会への広報目的という側面もありますが、一方で望遠鏡の特性を評価する貴重な機会となることもあります。講演では、「ひので」の明らかにした新しい太陽の姿を紹介するとともに、金星の太陽面通過といった天文現象について、「ひので」観測の裏話も織り交ぜてご紹介いただく予定です。興味深い講演ですので、ぜひお誘い併せのうえお越し下さい。

なお、晴天の場合は、講演終了後本校屋上の口径20cm屈折望遠鏡(ニコン製)による天体観望会を開催します。

日 時:平成24年6月16日(土)17:00~18:00
場 所:駿台学園視聴覚室
    東京都北区王子6-1-10(電話 03-3913-5735)
最寄駅:JR・地下鉄・都電 王子駅下車 徒歩10分
講 師:坂尾太郎先生(JAXA宇宙科学研究所准教授)
題 目:「太陽観測衛星「ひので」と金星の太陽面通過」
入場料:無 料

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