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第556回<駿台天文講座>のお知らせ

2012/07/13

7月21日(土)17時から第555回<駿台天文講座>を開催します。今月の講師は谷川清隆先生(国立天文台特別客員研究員)、テーマは『天の磐戸と日食を探す』です。

日本付近で最近観測された日食は、2009年7月の皆既日食と今年の5月に見えた金環日食です。日食にまつわる神話もいくつか残されていますが、代表的な神話が「天の磐戸」ではないでしょうか。日本書紀の神代巻上には、このような神話があります。「天照大神(あまてらすおおみかみ) が、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴狼藉に耐えかねて天石窟(あまのいわや) に入って、磐戸(いわと) を閉じて籠ってしまった。そのために空が暗くなってしまい、残された神々は天照大神を窟から誘い出すためにさまざまな工夫をこらした。神々は最終的に天照大神を誘い出すことに成功し、この世にはもとの昼間が戻り、素戔嗚尊は根の国に去っていった。」この神話については、江戸時代以来皆既日食を見た経験が影響を与えているのではないかとの意見があるようです。

皆既日食は、きわめて印象的なできごとですが、意外なことに、歴史上ほとんど記録されていません。記録が今に残されているものもいくつかありますが、谷川先生は、それらの記録の内容から、皆既日食の事実が歴史に残されるための「条件」を考察すると同時に、「天の磐戸」のもととなった日食の候補を特定することはできないにしても、ある程度までを絞り込みたいと研究を進めていいます。このテーマには何人かの天文学者が挑戦していますが、これまで成功していません。興味深い講演になりますので、ぜひご友人をお誘い併せのうえお越しください。

なお、晴天の場合は、講演終了後本校屋上の口径20cm屈折望遠鏡(ニコン製)による天体観望会を開催します。(夏季期間は、日没が遅いので、しばらくお待ちいただきますのでご了承ください。)

日 時:平成24年7月21日(土)17:00~18:00
場 所:駿台学園視聴覚室
所在地:東京都北区王子6-1-10(電話 03-3913-5735)
最寄駅:JR・地下鉄・都電 王子駅下車 徒歩10分
講 師:谷川 清隆先生(国立天文台特別客員研究員)
題 目:「天の磐戸と日食を探す」
入場料:無 料

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