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第587回<駿台天文講座>・<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

2015/02/16

第587回<駿台天文講座>のお知らせ

2月21(土)17時から第587回<駿台天文講座>を開催します。今月の講師は、熊本大学准教授の高橋慶太郎先生で、「世界最大の電波望遠鏡」についてお話しいだだきます。

1931年にベル電話研究所のカール・ジャンスキーが偶然宇宙からの電波を発見しました。そして、第2次世界大戦後、電波天文学は急速に発展し、それまで光では観測できなかった波長1mm以上の領域が電波により観測可能となりました。21㎝水素スペクトル線による銀河系の渦巻構造の解明、天文学で最初のノーベル賞の対象となった3K宇宙背景放射やパルサーの発見、クエーサーのジェット現象、宇宙空間に存在する星間分子の発見など、その後の電波天文学の貢献は枚挙にいとまがありません。

今回の講演では、次世代の電波望遠鏡として建設が進められている「Square Kilometre Array (SKA)」によって明らかになるであろう宇宙の謎について講演していただきます。SKAは、オーストラリアと南アフリカの広大な土地に建設されつつあり、2020年には稼働することになっています。直径15mの電波望遠鏡を2000台配置し互いに接続することによって、巨大な望遠鏡として宇宙の歴史の中の最後のフロンティアである「暗黒時代」「初代天体形成」「再電離」などの謎を解き明かすことを目指しています。

SKAの今ひとつの重要な使命は、一般相対性理論が予言する重力波を直接検出したり、銀河系中心の巨大ブラックホールの形を測ったりすることによって、改めて一般相対性理論の検証を行うことにあります。一般相対性理論は、アインシュタインによって提唱されてから100年がたち、これまで様々な実験や観測によって検証されてきましたが、未だ不十分な問題を残しています。

講演では、まず宇宙を探る最も基本的な手段である電磁波についての説明があり、様々な電磁波で宇宙がどう見えるか、何が見えるかの紹介に続き、電波望遠鏡と干渉計のしくみやSKAとはどのような望遠鏡であるのかについても触れていただく予定です。そして、SKAがターゲットとする2つの大きな謎、宇宙の暗黒時代から再電離のプロセスと一般相対性理論の検証について、わかりやすく解説していただく予定です。ご興味のある方はお誘いあわせのうえご参加ください。

なお、晴天の場合は、駿台天文講演終了後、本校屋上の口径20cm屈折望遠鏡(ニコン製)による天体観望会を開催します。

 

<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

月例の駿台天文講座の講演前に、<駿台ジュニア天文教室>を地学教室で開催します。今月は駿台天文教育顧問の中嶋浩一先生(一橋大学名誉教授)に、「電波望遠鏡」について解説いただきます。小中学生および保護者の方はお誘いのうえお越しください。

なお、晴天の場合は、駿台天文講演終了後、本校屋上の口径20cm屈折望遠鏡(ニコン製)による天体観望会を開催します。

●駿台天文講座

日 時:平成27年2月21日(土)17:00~18:00

場 所:駿台学園小ホール

講 師:熊本大学准教授 高橋慶太郎先生

題 目:「世界最大の電波望遠鏡」

 

●<駿台ジュニア天文教室>

日 時:平成27年2月21日(土)15:30~16:00

場 所:駿台学園地学室

講 師:一橋大学名誉教授 中嶋浩一先生

題 目:「電波望遠鏡」

 

●入場料:無 料

所在地:東京都北区王子6-1-10(電話 03-3913-5735)

最寄駅:JR・地下鉄・都電 王子駅下車 徒歩10分

 

 

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