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●第622回<駿台天文講座>及び<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

2018/01/20

●<駿台天文講座>

新年最初の第622回<駿台天文講座>を、1月20日(土)17:00から開催します。今月は、吉川真先生(JAXA宇宙科学研究所准教授)に、「天体の地球衝突問題とその対応」について講演していただきます。

天体の地球衝突問題を考えるスペースガードという活動が本格化したのは、1990年代後半のことで、それから20年が過ぎました。この20年間の大きな成果としては、第一に小惑星の発見が飛躍的に進展したことがあげられます。小惑星はすでに約75万個(確定が約51万個)発見されており、その中で地球に接近した小惑星は、約17,000個ありました。

第二の成果としては、小惑星や彗星などの太陽系小天体についての理解が大きく進展したことがあります。このことには、望遠鏡等による天体観測に加えて惑星探査の寄与が大きいと言えます。以前はハレー彗星やガスプラ、イダ、マティルドなどの小惑星を天文衛星によって写真撮影する手法が主流でしたが、「はやぶさ」をはじめとした太陽系小天体への様ざまな探査プロジェクトが実施され、小天体の素性もかなり理解されるようになりました。

最後に、第三の成果として2013年にロシアのチェリャビンスク隕石衝突という、地球への天体落下による大きな被害という出来事を契機とした活動が指摘できます。チェリャビンスクの経験を踏まえ、天体衝突の衝突への備えに対する認識が高まり、国際的な議論も大きく進展しました。2013年にはIAWNとSMPAGといった国際機関が活動を開始し、天体の地球衝突問題を議論する国際会議も活発化、一般の人々に問題の存在を周知する活動も盛んになっています。

 今回の講座では、天体の地球衝突問題をメインテーマにしながら、太陽系外から来たと考えられるオウムアムアなど太陽系小天体についての最新の話題についても紹介していただく予定です。ご興味のある方は、お誘い合わせの上ご来校ください。

なお、講演終了後、晴天の場合は、屋上にある口径20㎝屈折望遠鏡(ニコン製)で天体観望会を開催します。空気の澄んだ冬空ですので、良好な観望条件が期待できます。

 

●<駿台ジュニア天文教室>

<駿台天文講座>開講前の毎月第3土曜日の15:30から、小・中学生(保護者の参加も可能)を対象として<駿台ジュニア天文教室>を開催しています。今月は、1月20日(土)15:30からの開催です。

<駿台ジュニア天文教室>は、天文や宇宙にこだわらずに身近な科学をお話しと実験で、楽しく興味を持たせることを目指しています。今月のテーマは、「地球の防衛」です。なんとなくSFやアニメのタイトルのようですが、ぜひふるってご参加ください。講師は中嶋浩一先生です。

 

 ●<第622回駿台天文講座>

  日 時:平成30年1月20日(土)17:00~18:00

  場 所:駿台学園視聴覚教室

  講 師:吉川 真先生(JAXA宇宙科学研究所准教授)

  題 目:「天体の地球衝突問題とその対応」

 

 ●<駿台ジュニア天文教室>

  日 時:平成30年1月20日(土)15:30~16:30

  場 所:駿台学園視聴覚室

  講 師:中嶋 浩一先生(一橋大学名誉教授)

  題 目:「地球の防衛」

 

 ●入 場:無 料

(予約は必要ありません。直接駿台学園へお越しください。なお、自動車のご来校はご遠慮ください。)

  所在地:東京都北区王子6-1-10(電話 03-3913-5735 代表)

  最寄駅:JR・地下鉄・都電/王子駅下車/徒歩10分

 

 

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