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第627回<駿台天文講座>および平成30年度第3回<駿台ジュニア天文教室>のお知らせ

2018/06/15

  ●平成30年度第3回<駿台ジュニア天文教室>

6月16日(土)15:30から、小・中学生を対象とした「駿台ジュニア天文教室」を開催します(保護者方の参加も可)。この天文教室は天文や宇宙を中心とした幅広いお話しと実験で、小中学生に楽しみながら科学に興味を持ってもらうことを目指しています。お友達同士お誘いのうえ、多数の方にご参加頂ければと思います。

今月のテーマは、「地球に近づいた火星」で、中嶋浩一先生(一橋大学名誉教授)です。当日の太陽や星空についての解説や実験も行いますので、お楽しみに。

 

第627回<駿台天文講座>

6月16日(土)17:00から第627回<駿台天文講座>を開催します。今月の講師は、田部一志先生(月惑星研究会員)で、「火星の接近を迎えて」をテーマに講演して頂きます。

今年の7月頃に火星が15年ぶりに大接近をします。前回2003年の接近は、「6万5千年年ぶり」の大接近と喧伝されたのに対し、今年の接近は地味な感じがしますが、それでも明るさは既にマイナス2.5等級で、南の空に燦然と輝く火星が見えます。

1877年の大接近では、西南戦争で自決した西郷隆盛は星になったとされ、火星は「西郷星」と呼ばれました。一方、外国では、どのようにいわれたのでしょうか。イタリアではジョヴァンニ・スキャパレリが熱心に観測して火星の表面にスジを見つけましたが、キャナリ(溝)とかキャナル(運河)と翻訳されたため、火星には運河を作るだけの文明を持った「火星人」がいるのではないかという考えが沸き起こりました。また、火星はその赤い輝きから、西洋では戦争の神様アレス(ローマに伝わってマルス)と呼ばれてきました。中国でも大火とか螢惑(けいこく)と呼ばれ、人を惑わす光という有り難くない名前をもらっています。日本でも「災い星」とも言われ、世界中で忌み嫌われてきました。

アメリカの大富豪ローウェルは、アリゾナの砂漠に天文台を建て火星を熱心に観測しました。多くの運河、その交差点にオアシス、それらの季節変化がまことしやかに観測され、勿論それは錯覚だったのですが、火星生命=火星人への期待が高まりました。

 小説や映画の世界では想像力たくましく、凶悪な火星人が地球を襲う様が描かれ、人びとは火星に限らず、宇宙のどこかには地球と同じような文明が存在するに違いないという「哲学」を持つにいたりました。ゴダードが、ロケット開発に打ち込んだ原動力は、火星に行きたいという熱望であったと言われています。

アマチュアの天文家も木星や金星よりまずは火星を観測したがります。最も多くの探査機が飛んでいるのは火星です。今でも探査は続いています。このような事を考えながら今年の火星を見上げてみると、一味違った感慨が得られるかも知れません。今年の天文界で最大の話題となる火星の接近についての講演になりますので、お誘い合わせの上是非お越しください。

なお、講座終了後、晴天の場合は天体観望会をおこないます。日没時刻が一年で最も遅く季節ですので、少々お待ち頂くことになりますので、予めご了解ください。

 

 

 ●<第3回駿台ジュニア天文教室>

  日 時:平成30年6月16日(土)15:30~16:30

  場 所:駿台学園視聴覚室

  講 師:中嶋浩一先生(一橋大学名誉教授)

  題 目:「地球に近づいた火星」

 

 ●<第627回駿台天文講座>

  日 時:平成30年6月16日(土)17:00~18:00

  場 所:駿台学園視聴覚室

  講 師:田部 一志先生(月惑星研究会員)

  題 目:「火星の接近を迎えて」

 

 ●入場料:無 料

  (予約は必要ありませんので、直接駿台学園へお越しください。なお、自動車でのご来校は、ご遠慮ください)

  所在地:東京都北区王子6-1-10(電話 03-3913-5735)

最寄駅:JR・地下鉄・都電 王子駅下車 徒歩10分

 

 

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