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第563回<駿台天文講座>のお知らせ

2013/02/06

2月16日(土)17:00から、第563回<駿台天文講座>を開催します。今月の講師は土居守先生(東京大学教授)、テーマは「宇宙の加速膨張の発見」についてです。

今回は、どのようにして宇宙の加速膨張を測るのかについてお話しいただきます。測定の基本は、超新星が爆発をした時の宇宙の時刻と、光の波長の伸びから得られる宇宙の大きさという2つの量を使って求めます。また、いろいろな距離にある超新星でこれらの2つの量(時刻と大きさ)を調べることで、宇宙の膨張の歴史を調べることが可能です。

また、加速膨張を詳しく調べるには、超新星を使った方法だけでなく、銀河を使った方法や、ビッグバンの名残の宇宙背景放射を使った方法などもあり、それらについても紹介していだきます。

宇宙の加速膨張の発見のために用いられる超新星という天体現象は、どのような現象なのか。そして、どのようにして見つけ、どのように距離や波長の伸びを求めるのかについて、すばる望遠鏡などで取得された具体的な観測の方法とデータや、超新星の観測風景などもとりあげていただきます。また、すばる望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡を使った最新の観測結果についても触れて頂きます。

また、宇宙は膨張をしても薄まらないと言われますが、「暗黒エネルギー」と呼ばれる謎のエネルギーの正体は何なのか、興味がもたれるところです。真空のエネルギーである可能性が指摘される一方、相対性理論や量子力学の限界が見えてくる可能性も言われており、まだ謎のままです。謎の解明のためにはさらに精密な宇宙膨張の測定が必要となります。現在行われようとしている新たな測定の試みについて講演をして頂きます。やや難解な内容となりそうですが、非常に興味深い分野ですので、皆さまぜひお誘いあわせの上ご参加ください。

なお、晴天の場合は、講演終了後本校屋上の口径20cm屈折望遠鏡(ニコン製)による天体観望会を開催します。

●駿台天文講座
日 時:平成25年2月16日(土)17:00~18:00
場 所:駿台学園視聴覚室
講 師:土居 守先生(東京大学教授)
題 目:「宇宙の加速膨張の発見」
入場料:無 料
所在地:東京都北区王子6-1-10(電話 03-3913-5735)
最寄駅:JR・地下鉄・都電 王子駅下車 徒歩10分

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