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第728回<駿台天文講座> 「対面 + オンライン」形式で開催のお知らせ
11月21日(土)17:00から、第728回の講座をオンラインと対面形式で開催します。今月のテーマは、「宇宙の夜明けに踊るモンスター ブラックホールの祖先」で、講師は泉 拓磨先生(国立天文台 准教授)です。
私たちが暮らす宇宙には、太陽の数百万倍から数百億倍もの質量を持つ「超巨大ブラックホール」が存在します。ブラックホールは光さえも脱出できない不思議な天体ですが、その周囲に大量のガスが流れ込むと、銀河全体を上回るほどまばゆく輝くことがあります。このような天体は「クエーサー」と呼ばれ、宇宙で最も明るい天体の一種として知られています。
驚くべきことに、宇宙が誕生してからわずか10億年も経たない「宇宙の夜明け」の時代に、すでに太陽の10億倍以上もの質量を持つ超巨大ブラックホールが存在していたことが分かっています。宇宙の長い歴史から見れば、ほんの一瞬ともいえる短い時間で、どうやってこれほど巨大なモンスターが生まれたのでしょうか? これは現代天文学における大きな謎の一つです。
その謎を解く鍵として注目されているのが、銀河同士の衝突・合体です。銀河が合体すると、大量のガスが中心へと流れ込み、ブラックホールの急激な成長を引き起こす可能性があります。しかし、実際にそのような現場を宇宙の夜明けの時代に捉えることは、長年の難題でした。
泉先生の研究チームは、日本のすばる望遠鏡と、南米チリにあるアルマ望遠鏡を駆使して、約128億光年彼方に2つのクエーサーが隣り合って存在する珍しい天体を発見しました。さらに詳しく調べると、これらを宿す2つの銀河が、まるでダンスをするように互いに影響を及ぼし合い、やがて一つに合体しようとしている姿が浮かび上がってきました。そこにはブラックホールの成長を支える膨大な量のガスも存在していました。将来モンスター級のブラックホールへと成長する、その祖先の姿を捉えたのかもしれません。
本講演では、ブラックホールの基本的な性質から、宇宙の夜明けに潜む超巨大ブラックホールの謎、そして最新の望遠鏡によって明らかになった驚きの観測成果までをご紹介いただきます。宇宙の謎に挑む天文学者たちが、どのように研究を進め、新たな発見にたどり着くのか。そのワクワクするような研究の世界を、皆さまと共有したいと思います。
今回のテーマも非常に興味深いものですので、ぜひお誘い合わせの上ふるってご参加下さい。
◎<第728回駿台天文講座>対面 + オンライン講演
【講演のお申込み方法】 ◆型 式:対面(駿台学園視聴覚室にて実施)またはオンライン(使用アプリ:Zoom) ◆定 員:50名+ オンライン50名程度(受付順、定員になり次第、申し込みを締め切ります) ◆締 切:11月18日(水) ◆申し込み方法:下記のURL上のフォームに必要事項ご記入の上送信し、お申し込みください。 https://forms.gle/VAKZBC57WYWhPcQ4A
・当日体温が37.5℃以上の方は参加をご遠慮ください。 ・講座中は、会話をお控えください。
【お問い合わせ先】 ◎オンライン講演、その他のお問い合わせは、メール・電話で担当までお願いします。 03-3913-5735 tenmon@sundaigakuen.ac.jp 担当 布施 |




