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●第39回<駿台歴史講座> 開催のお知らせ
日 時: 2026年11月14日(土) 15:00~16:30
講 師: 渡辺 美季 先生 (東京大学大学院総合文化研究科教授)
演 題: 『近世琉球と中国・日本:食べ物から考える』
<教科書・新書・選書の著者から直接話が聞ける講座>を目指して2023年に開講した<駿台歴史講座>、2026年度第7回、通算第39回の講座を11月14日(土)15:00から対面とオンラインで開催します。今回の対象は近世で、テーマは『近世琉球と中国・日本:食べ物から考える』、講師は渡辺美季先生(東京大学大学院総合文化研究科教授)です。
近年の中学・高校の地理・歴史関連の科目では、日本と周辺地域・国や世界との関係を非常に重視するようになっています。現在の日本の47ある都道府県の中で、これまでの周辺地域との関係の密度の高さからいえば、沖縄県と北海道がその筆頭格と言えるでしょう。今回は、その琉球・沖縄をとりあげます。
中国と日本(あるいは薩摩藩)に両属する中で、豊臣政権の朝鮮出兵や江戸幕府の成立、さらに明清交代といった時代の荒波を巧みにかいくぐり、ペリー艦隊の来航を本土より早くに経験し、最終的には1879年に日本の一部となったという琉球・沖縄の歴史について、今回は身近な話題である食べ物を切り口にお話しいただきます。近年増えた琉球料理店や、学校の修学旅行、そしてもちろん家族や個人の旅行を通して、大変親しみのある沖縄ですが、その歴史となると実は私たちが知らないことだらけ、というのが実態かもしれません。ぜひ、お誘いあわせのうえご参加ください。なお、当日は会場参加者の方には抽選で講師の著書を進呈申し上げます。
- 講演要旨(講師から頂いたものをそのまま掲載しています)
近世期(1609-1879年)の琉球は、中国・日本と二重の君臣関係を有しながら、そのどちらにも包摂されずに王国を維持しました。いわゆる「両属」という、近代的な国際秩序では想定されない在り方のなかで、琉球は日中両国との関係をどのように両立し、国家としての主体性を維持し、文化的な独自性を育んだのでしょうか。この講義では、今の私たちにも身近な「食べ物」を切り口として、現代では想像しづらい琉球の「両属」の内実にアプローチしてみたいと思います。「食べ物」という、歴史学の主流とは少し異なる視点から、琉球の歴史をご一緒に考えてみませんか。
- 渡辺 美季 先生 略歴
1999年 東京大学文学部卒
2001年 同大学院人文社会系研究科修士課程修了
2005年 同大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学
2008年 博士号(東京大学・文学)取得
2010年 神奈川大学外国語学部国際文化交流学科助教(12年~准教授)
2014年 東京大学大学院総合文化研究科准教授(23年~教授)
- 主な著書等
<単著>
『近世琉球と中日関係』吉川弘文館、2012年
『琉球外交史:唐・大和の御取合』講談社選書メチエ 2026年
<共著・共編ほか>
『沖縄の水中文化遺産:青い海に沈んだ歴史のカケラ』ボーダーインク、2014年
『東大連続講義 歴史学の思考法』岩波書店、2020年
『日本史の現在4 近世』山川出版社、2024年
『日中関係史』吉川弘文館、2025年
『東アジア諸国と近代世界』山川出版社、2025年
<訳書>
G・スミッツ『琉球王国の自画像:近世沖縄思想史』ぺりかん社、2011年
◎<第39回駿台歴史講座> 参加方法
□主 催:学校法人 駿台学園 駿台学園中学・高等学校 □後 援:森上教育研究所
JR京浜東北線・東京メトロ南北線「王子」駅徒歩10~12分 東京さくらトラム(都電荒川線)「王子駅前」徒歩12分
【講演のお申込み方法】 事前予約は不要です。ただし、可能であれば準備の都合もありますので、事前登録にご協力ください。 ◆形 式:対面(駿台学園多目的室にて実施)またはオンライン(使用アプリ:Zoom) ◆定 員:対面30名+オンライン ◆締 切:11月12日(木)23:59 ◆参加費:無料 ◆申し込み方法:下のURLもしくは、右のQRコードから登録画面に入り、事前登録ください。
【お問い合わせ先】 ◎オンライン講演、その他のお問い合わせは、Email・電話で担当までお願いします。 電話:03-3913-5735 email:history@edu-sundaigakuen.jp 担当 平瀬・松井 |
◎2026年度のこの後の予定






