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第723回<駿台天文講座> 「対面 + オンライン」形式で開催のお知らせ
6月20日(土)17:00から、第723回の講座をオンラインと対面形式で開催します。今月のテーマは、「惑星観測宇宙望遠鏡「ひさき衛星」」で、講師は吉川 一朗先生(東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)です。
Hisaki(ひさき衛星)は、2013年9月14日、日本時間14時にJAXA 内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられたイプシロンロケットによって、高度約1,000 kmの地球周回軌道へ投入されました。ひさき衛星は、極端紫外線(Extreme Ultraviolet: EUV、波長52–148 nm)という特殊な波長帯で太陽系惑星を観測する世界初の惑星専用宇宙望遠鏡です。
惑星から放射される極端紫外線は、地球大気によってほぼ完全に吸収されるため、地上観測は不可能です。さらに、この波長帯は紫外線とX線の中間に位置し、通常の鏡やレンズでは光を効率よく集光することが困難です。しかし一方で、超高層大気や磁気圏プラズマが放射する主要な輝線の多くがこの波長域に集中しており、惑星磁気圏や外気圏の物理を理解する上で極めて重要な観測領域となっています。
ひさき衛星は、この困難な波長帯を高感度で観測するため、特殊な極端紫外線光学系や高効率分光技術など、革新的な観測技術が導入されています。その結果、従来は短時間観測しかできなかった惑星極端紫外線放射を、長時間かつ連続的に監視することが可能となり、惑星磁気圏の時間変動現象に関する研究を大きく進展させました。
本講演では、特に木星磁気圏内部に存在する「イオ・プラズマトーラス」の観測成果を中心に、火山活動が極めて活発な衛星イオから放出された物質が木星磁気圏内でどのように輸送・加熱されるのか、また太陽風活動との関連がどのように現れるのかについて、ひさき衛星による長期連続観測から得られた興味深い知見を講師の先生に解説いただきます。
今回のテーマも非常に興味深いものですので、ぜひお誘い合わせの上ふるってご参加下さい。
◎<第723回駿台天文講座>対面 + オンライン講演
【講演のお申込み方法】 ◆型 式:対面(駿台学園視聴覚室にて実施)またはオンライン(使用アプリ:Zoom) ◆定 員:50名+ オンライン50名程度(受付順、定員になり次第、申し込みを締め切ります) ◆締 切:6月17日(水) ◆申し込み方法:下記のURL上のフォームに必要事項ご記入の上送信し、お申し込みください。 https://forms.gle/VAKZBC57WYWhPcQ4A
・当日体温が37.5℃以上の方は参加をご遠慮ください。 ・講座中は、会話をお控えください。
【お問い合わせ先】 ◎オンライン講演、その他のお問い合わせは、メール・電話で担当までお願いします。 03-3913-5735 tenmon@sundaigakuen.ac.jp 担当 布施 |




